合言葉は『共に歩む。共に創る。』
ダウン症のある人との出会いがきっかけで始まった、みんなで一緒に歩くイベント「ツナガリウォーク ヨコハマ 2023 」
今年は素晴らしい快晴に恵まれ、嬉しい「リアル開催」となりました。私たち、「えがこう!」はグラフィックレポート(その場の様子をリアルタイムで描いていく)と、子供たちに自由に今の気持ちや好きなことを描いてもらうブースを担当させていただきました。
山下公園はたくさんの人々が訪れ、お絵描きブースにもたくさんの子どもたちが来てくれました。
スケッチブックに向かって、思い思いに好きな絵を描いてくれる姿は本当に眩しく、ずっとずっとクレヨンで好きな色を塗っていく姿や、少し恥ずかしそうに最初の一本の線をひいて、応援されるとほっぺたが赤くなったりという様子が、そこかしこで見られました。
「こういうふうに描くと楽しいよ」など声掛けをすると「あ!それいいね!」と言ってくれたり「オレはこれ!」と返してくれたり。昨年と比べて天気が良かったせいか、「もっともっと描きたいよ〜!」という反応が多く、スケッチブックが足りるのかな?などと嬉しい心配も。
また、会場の様子を書かれたボードを見て、「あ!バードコールやってるよ!行ってみようか」などの声もあがって、イベントの楽しさを来場された方にリアルで伝えられたのが嬉しかったです。
そして、メインイベント「つながりウォーク」が開始。
今年もそれぞれがそれぞれのスピードで歩き、素晴らしい一体感に包まれました。車椅子の人も、通りがかりの参加者の方も、遠くからこの日を楽しみに参加された方も、1人ひとりのリズムを尊重しながら歩く時間を楽しんでいました。
山下公園の風を感じながら、一緒に歩きながら、会場を走り回りながら、その様子を記憶に残してもらえるように、心を込めてレポートしたこと、そしてたくさんの子どもたちが自由に手を動かして自分の世界を表現してくれたこと。
このツナガリウォーク2023で「えがこう!」チームが一隅を照らすことができたのであれば幸いです。
貴重な機会をあたえてくださった主催のヨコハマプロジェクト 関係者の皆様に心から感謝いたします。