台風の影響か、
低気圧を感じる9月29日。
雨模様一歩手前の天気の中、
道場はオンタイムに始まりました。
自己紹介では、
可視化を学ぶにあたって
「キャリアカウンセリングに活かしたい」
「ファシリテーターとして、話しながら描きたい」
「社内プロジェクトでの硬い雰囲気をやわらかくしたい」
「ロジカルな人たちに対抗したい!」など、様々な動機がとびだしました。
みなさんの趣味もいろいろ、
チェロやヴィオラ、和太鼓、ダンスなどのエレガントな趣味もあれば、
格闘技、マラソン、合気道など武闘系もおられて、
今回の道場も個性的なビジネスパーソンが揃っている感じにワクワクです。
座学では「箇条書き」にすることと、
「図や絵にして伝える」ことの違いをレクチャー。
また、「絵にする」ことがマッチするビジネスシーンを紹介しながら、
可視化の使い分けをお伝えしました。
講座内容も、しっかり皆さんがノートテイキングしています。
自分の考えをアウトプットするワークでは来年の自分のチャレンジをアウトプット。
(すぐそこに来年が迫っていますね)
シンプルなフレームワークをもとに描くことで、レイアウトの迷いなく
ビジュアル言語が活用できます。
目的をしっかり汲み取って描くことで、
取捨選択の判断ができ、
要素の強弱を明確にして行くことによって、より視認性の良い可視化へつながります。
絵心やセンスではなく、「ビジュアル言語」の使いこなしで情報の整理ができてスピーディーに共有できる。
描かれている皆さんのワークがどんどんこなれて行くのがわかります。
今回の参加者全体に共通していたのは「勘所の良さ。」
1つのワークに対して、迷いなくリアルタイムに描いていく能力の高い方が多かったのが印象的でした。
最後のグループワークは、クラスター型のフレームワークを基本にした並列の意見をグラフィックファシリテーションするもの。
今回はビジュアル要素として吹き出しを入れると言う縛りを導入しました。
皆の意見だしをもとにアイディアを出すと言うワークも、前段階でかなりブレーンストーミングが行われていたので、個々のアイデアに落とし込むのがとてもスムーズ。
みなさんのプレゼンをグラレコするチャレンジャーも手をあげてくださり、
そのグラフィックも初めてとは思えないレコーディング。
素晴らしかったです。
感想もたくさんいただきました。
「貴重な経験でした。もっと練習して、オリジナリティーのある構成で書きたいと思います。」
「グラレコはこれからの時代の社会人にとって必須スキルだと思います。実感させていただきありがとうございました。」
「ほんとに8時間?と言うくらい充実した時間で楽しく過ごせました」
「相談を受けながら描く練習が非常に多かった」「時間の長さを感じさせない内容だった」
「えんまさんのファシリテーションがポジティブで、それだけで楽しかったです。グラレコだけじゃなくファシリテーションについても教えて欲しいです。」
「本当に楽しかったし、こんなに実践的でためになる講座あまり受けたことがない。
すごいです!
聞いただけ知ってるだけのものも自分の中に知識としてありましたが、これはやらなきゃもったいないと思っています。」
(まだまだいただいておりますが、全てを載せきれませんでした。皆様ありがとうございます!)
今年に入ってグラフィックレコーディング、グラフィックファシリテーションをそれほど説明しなくても皆さんがすでに知ってたり、すぐに理解していただけるようになったことにとても驚いています。
それだけ、一瞬で理解してもらうことや、コミニュケーションを意識して伝達する事、
あるいは「思考を外して」直感的に伝える事が、より求められている時代なのだと感じました。
これからも、毎日の中で可視化スキルを活用して、良き仕事よき活動を!
明日もえがこう!
Photo by Miura Chika
and Junji Ito
10月は大阪で開催です!
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