梅の花が見事に咲いて、早春の香りのするキャンパス。
TEDxOsakaUでグラレコさせていただいたご縁で、大阪大学の皆さんと阪大スチューデントコモンズにて「グラフィックレコーディングにチャレンジ!」ミニワークショップを行いました。
参加者は2016年のTEDxOsakaUを見事に開催、成功させたメンバー中の3名です。
参加くださった目的も、これから進む道もそれぞれでしたが、
なによりその姿勢と好奇心が素晴らしいと思いました。
「描いて、見せて、伝える」ということや、グラフィックレコーディングがどんな場面で効果的か、など、座学の時間をしばらくとり、そのあとウォーミングアップ。
基本的な「描く」ことを踏襲しながら、
表現の幅を広げるテクニックまでを前半に行いました。
構造的な部分と、発想的な部分の両面から「描いて」「伝える」ワークをしていきます。
目的と、やり方と、そして実際にやって見せるなかで、彼らの吸収力に驚きました。
一度の説明とサンプルで、どんどん自分のものにしていきます。
最終、TEDxを題材に短めのトークを主題にして聞きながら描くワークを。
最初の5分は白紙の状態から描きました。
導入から、各論、そして総論へと流れるトークをわかりやすくまとめる。目的をどこにもっていくかでその強調すべきところが変わる、など、描いたあとからわかりやすいストーリーラインにする手法をトレーニングします。
完成!今日初めて描いたとは思えないグラフィックレコードとなっています。
チャレンジして3時間、ここまで結果を出した皆さん。これから進む道はそれぞれだと思いますが、聞いて描く、描いて見せる、そして共有、発展という過程の体験を、仕事で、学術研究で、そして世界で生かしてもらえればと思います。
うれしい感想もいただきました。