仕事に役立つアイテムとして根強い人気のノート型ホワイトボードシリーズ、nuボード。今回、ご縁を頂き発売元の欧文印刷株式会社 企画開発担当 汲田丈二氏をお訪ねし、最近発売されたアイテムや開発の秘密などをお聞きして参りました。
なな、なんと、会社は某遊園地のジェットコースターのすぐ側という羨ましい立地。
欧文印刷は独自の発想とUVニス加工などの印刷技術を活かして、一般の印刷だけでなくホワイトボードの特性を生かした「消せる紙」や目の不自由な方向けの「展示墨字共有ポケットカレンダー」や触れる浮世絵「葛飾北斎シリーズ等の個性的なそして社会に貢献するアイテムを生み出し続けています。
ホワイトボードというと、大きな会議室のアレを思い浮かべる人がほとんどかと思いますが、
仕事で意外と便利なのが「ノートテイキング」に使えるモバイル型のホワイトボード。
描いて消せる、その手軽さや、自立したり壁に貼れたりというフレキシブルさはやはり紙とは違った良さがあります。
例えば蛇腹型の『nu board TCN32』
写真は、とあるセミナーをこのノートにスケッチしたものです。
私はセミナーやイベントの内容をぶっとおしでレポートすることも多いのですが、先の見えない内容を躊躇なく描けるこのノートに一発で夢中になりました。
「このTCN32は、製本にこだわりがあります。ご朱印帳を製本する都内の工場で、丁寧に貼り合わせて折り目に擦れが起こりにくいようにひとつひとつ作られているんです。」
確かに、何度開いたり閉じたりしても、その折り目はピカピカ。細やかな箇所に気配りをされているんですね。
表紙の強度や全体の仕様がしっかりとしているので、机がないところでもメモやスケッチがしやすいのも嬉しいのです。
また、このTCN32には、ドイツのステッドラー社の極細ホワイトボード用マーカーが付いています。これが秀逸で、描くとすぐに乾き、少しの摩擦でも消えにくい。もちろん、時間がたってもお尻についたフェルトがしっかりと消してくれるので安心。
長時間集中してのノートテイキングも、うっかり手で消してしまうという悲劇が起きません。
また、今回訪問したおりに紹介していただいたのは「nu board CE」。
クリアケース入り、B5判・横綴じのnu boardですが、なんといっても「カジュアルさ」が特徴。表紙の色も選べる黒と白。
めくりやすさを追求したインデックスや、ホワイトボード用のペンはもちろん、ミクロの繊維でできたスーパークロスが付いています。
まさに、「さっと書いてさっと消す」という、携帯型ホワイトボードのいいとこ取り。
汲田さん、どんどん書いていきます。
(なんだか企画された方の線は神々しい。)
横型のノートは視野が広くなるので、アイデアを考える時や企画を練る時に考えやすいという特徴があります。
しかも、ノートPCの前に置いて描きやすい。
私も、打ち合わせで早速使ってみました。
滑りがよいのでどんどん描けて、しかもページ数を心配しなくていいのが嬉しかったです。(8Pあれば大概の打ち合わせを描ききれる!)
打ち合わせの後、みなさんが写真に収めていらっしゃいました。
他にもA4蛇腹型のnu board JABRANがあります。
これも個人で使う時はコンパクトにたたんで、グループミーティングなどでは広げて使える優れものです。
欧文印刷ではその技術を活かして、視覚障害者にも「触れて」絵を見ることができる「触れる浮世絵 葛飾北斎シリーズ」等を開発、そのほかにも多くのユニバーサルな商品を生み出しています。
こちらは、目の見えにくい方にも見えやすい「黒い」ボードノート。
こちらは、目の不自由な方の日常に約立つカレンダーや点字を使ったシールです。これからも、視覚に障害がある方に便利なアプローチを期待したいと思います。
これからも、「描く」ことに従事する人や、
仕事でアウトプットするビジネスパーソンに嬉しい商品が生まれることと思います。
欧文印刷株式会社 汲田様 素敵な商品の紹介と詳しい説明をありがとうございました!