まだ初夏と思っていても、日差しが容赦なく照りつける7月。
和洋九段女子中学校・高等学校 今井先生にお声がけを頂き、私学の教員の方々に向けての授業形式でのワークショップを行いました。
正解のない問いによる「知識」の伝え方・教授法「PBL」はアクティブラーニングの一つです。
世界の人と協働するには?
ローコンテクストの中で通用するものは?
それらを考え実行するにあたっての、強力なツールとなるのは「可視化」の力なのでは、という今井先生の仮説のもとにPBLの実践体験を行いました。
前半ではグラフィックレコーディングについてのベーシックな内容を共有。
その前の体験授業プレゼンテーションをグラフィックレコーディングしたサンプルを、可視化を理解していただく参考として見ていただきました。
後半は実際に議論を可視化しながらのブレストと発表。
今井先生の『「工業生産的な思考」から「知的生産的な思考」への大きな変化の中で、その2つの間を繋ぐものとして「可視化のアプローチ」が今後重要になってくると考えられる』という言葉が印象的でした。
参加された方も早速メモや話の可視化を行いながら話し合い。「一人で考える」「みんなで考える」それぞれのフェーズで実行していただきました。
参加された教員の方々が、短時間にもかかわらず議論を深め、また発表もとても説得力のあるものでした。言葉だけではなく、文字や絵にして共有し話し合い、そのまとめを描いたものを見せながらプレゼンする流れを授業で生かしてくださったら幸いです。
和洋九段 今井先生 この度はお声がけくださり誠にありがとうございました。
そして、帰りには大好きな春木屋のラーメン。武蔵小金井に通う学生の頃、荻窪のここを訪れた時、お金が足りなくて食べられなかったという思い出も。大人になった今、思いっきりすすることができて幸せです。さすがにおかわりは無理ですが(笑)