「えがこう!可視化トレーニング」を株式会社フレクト様にて実施させていただきました。
フレクト様は、国内トップクラスの「クラウド・ネイティブ・インテグレーター」として、クラウドサービスで顧客の様々な問題を解決する企業。クラウドを最大限利用し、変化や要望に適応する高いアジリティ(機敏性)でITサービスづくりを実現する理念を持った会社です。
今回の研修は、第一線のエンジニアの方に向けて
業務で必要とされる一連のコミュニケーションの中から、特に「描くこと」に特化した内容で、「わかりやすく伝えるために」描くハードルを下げる事を目的として行いました。
研修内容は
1. 理論 描いて伝えるメリットを理解する
2. 実際に描くワーク ポイントを掴んで描くことのハードルを下げ、応用へ。
4. まとめ 仕事へ活かすヒント
の3パートに分け、体系化された「お絵描きメソッド」をしっかりインプット、そして実際に描いてアウトプットしていただく構成で行いました。
当日は、描くことのメリットやあえてのデメリットなどについての座学から開始。
集まられたみなさんが、冒頭からしっかり興味を持って聞いてくださっているのがびんびん感じられました。
企業としてもスタッフの研鑽を推奨しているとのことで、ランチの時間を利用した勉強会を行ったり、各スタッフが勉強するにあたっての補助制度も整っているという社風がとてもよく浸透しているのだと思いました。
研修中は、皆さんがリラックスして、何より楽しんでいる様子だったのがとても印象的でした。
IT企業だけあって、iPad proにマーカーさながらのタッチで描く方も!
終盤ではグループワークでのワークで、意見出しを模造紙に描くワークを行いましたが、最初の一線を描いているときはとまどいの様子も見られたものの、ドライブがどんどんかかって最後の仕上がりは見事!「描くことへのハードルを下げる」という目的をしっかり達成されていました。
また、研修の内容を絵心リーダー(?)の中山純子さんが、見事にグラフィックレコーディングしてくださいました。
これも驚愕のクオリティ!
いつもは描く方の立場が描かれる立場に。これはとても嬉しいものですね。また、自分の言ったことがどのように受け止められ咀嚼されるのかが一目でわかり、あらためて可視化のパワーを感じました。
ロジカルな能力が優れていることに加えて、小学生にもわかるような表現も身につけた皆さんはまさに鬼に金棒!
エンジニアの高い専門能力を最大限にするのが『ニーズを把握する力』と、打ち手を相手と共有できる『コミュニケーション能力』といわれています。
「齟齬のないミーティングを行う」「提案やメリット・デメリットをわかりやすい形にして共有する」などの場面で、今日の内容を活かして、さらに生き生きと仕事を楽しんでいただければと思いました。
終わった後には懇親会のお時間も設けてくださり、さらに皆さんの個性に驚いたり、鋭い質問をいただいたり。楽しかったです。
しかも、今回、こんなに素敵な看板を作成していただいて....感激でした!
研修後に代表の黒川様とお話しさせていただいた時に、「スタッフは『宝』です。」と力強くおっしゃっていたのがとても印象的でした。
第一線のクラウドサービスをユーザーを幸せにするために突き詰めていく会社の姿勢と、スタッフの研鑽を幅広く行い個々の能力を高めていく考え方が、見事にシンクロしているのが伝わりました。いい会社は、人が宝。
黒川社長始め、受講いただいた皆様、今回の研修開催にご協力くださった皆様に心より感謝致します。