9/30 秋晴れの行楽日和。
そんな中、東京の道場は始まりました。
静岡からいらっしゃった方が偶然2名!そして
「私は図工が3でした。」「僕はチャンピオンです。『2』でした!」「伸びしろには自信があります!」など、率直な切り口からの自己紹介。
朝から、皆さんのひそかな面白さが感じられました。
面白い中にも「研究する側と開発する側のギャップを埋めたい!」「空間認識の力を伸ばしたい」
「法務、法律を業務としているが、カチッと話をまとめる前の段階で、合意をとるのに可視化が役たつのでは」など、今回のトレーニングに込めた目的を皆さんしっかりと語っていらっしゃいました。
グラウンドルールの説明から、イントロダクション。そして
座学から、ようやく「描く」ワークへ。
ペンの持ち方から初めて、ウォーミングアップに入るのですが、やはり集中力がすごい。みるみる紙が黒くなっていきます。
太いマーカーで描くという、あまり慣れない体験も、皆さん短時間で確実にモノにしていました。
トレーニングの節目節目でどんどん他の参加者の作品を見ます!そして自分のものも見られます。
「こんな考え方があるんだ」「これはすごい!」「その考えはなかった!」など、気がつく事が増え、
この間にどんどん自分のアウトプットのハードルも下がっていきます。
基本のワークは自らへの「描く」レパートリーのバリエーションを増やすことでもあります。本来、頭の中や心のなかにある絵の記憶や意識を、今一度耕すことでしっかりアウトプットできるようになります。
午後からは、さらに基本を押さえ、もっと大きな面積に描くことへステップアップ。
ホワイトボードシートに描いていると思わず仕事モードになっている自分がいることに気がついたという感想も。
そして、ラストのワーク。
皆さんのアイデアが面白い!笑い声が絶えない時間でした。
アイデアのプレゼンと、皆さんの感想もいろいろ。
「教員目指してる学生にも受けて欲しい。」「来る前は、ペンとるのも嫌で、来なきゃよかったかなと思うくらいだったが、今は、帰りにペンを買って棒人間描こうと思ってます。」という感想もありました。
こんな気づきもありました。
「絵ってどれだけコンテンツ持ってるか、かなと思いました。その上で、普段の自分でない自分で、ここでがんがん絵を描いていても、会社で仕事モードになると描けないかもしれない。
でも、それはマインドの問題なのだなと思ったので、(コンテンツを知った今は)そこを意識してコントロールしようと思いました。」
「ちょっと言葉にするのも恥ずかしいことも、絵にすると共有できるのかなと思いました。まずは部内で!」
「学校では誰も教えてくれないこと、できて当たり前とみんなが思っていることとも、コツを教わるとぜんぜん違う。その誰も教えてくれなかったことを今日教わりました。」
最後のアイデアスケッチでは、皆さんがそれぞれの描いている絵から刺激され、ヒントを得て、どんどん自らのアイデアを広げていました。
「やばい!俺描けてる!」や「朝から比べてスピードに心が負けなくなった!」「見せて恥ずかしくても合意が取れるのがいい!」という楽しさ、喜びを実感していただけた声もいただき、えんまは感無量です。
ぜひいろいろな場で、いろいろな目的のために、「えがこう!」
PHOTO BY 三浦千佳